マイペースな息子をヨコミネ式幼稚園に入れた理由
息子が幼稚園に入る前
ヨコミネ式幼稚園のことがテレビで放送されたこともあり
うちの近くのヨコミネ式幼稚園はとても人気がありました。
私もそのテレビを見て、
とても小さい子供達が、次々に高い跳び箱を飛んだり
集中して読み書き計算をする姿を見て
衝撃を受けました
そして、
「マイペースな息子には、この幼稚園しかない」
「この幼稚園に入ったら、きっと逞しくなってくれるはず」
と、
もうここしかないと思い
家から一番近かったこともあり、
迷いなくヨコミネ式幼稚園に入れました。
ヨコミネ式幼稚園で3年間過ごした結果、思ったことは
「ヨコミネ式幼稚園は子供によって合う合わないが大きい」
特にのんびりタイプの子供を入園させると
親子共々精神的にきつくなることが多々ある
と・・・覚悟してから入園した方がいいです
というか、うちの園、そしてうちの場合はそうでした。
私は入園前は、
ヨコミネ式幼稚園に入ることのメリットしか考えていなかったので、
実際入園して初めて知ったデメリットから書きたいと思います
ヨコミネ式幼稚園のデメリット
1.毎回順位をつけるので、いつもビリの子供はつらい
これは、逆をいえば、いつも一番の子供は自信になります。
また、競争心の強い子供は、やる気になります
ただ、うちの息子のように、
競争心もなく、のんびりタイプの子供はいつもビリ
うちの園では、計算や書き方のドリルも、
参観の時に、今までやった分が分かるように重ねて置いてあり、
進み具合も一目で分かるようになっていたので、
自分の子供が他の子供より出来ていない
という現実を、毎回見せつけられるようで
結構きつかったです。
2.子供達の間でも、出来る子が人気者になる
これは、ある意味当然というか、自然というか、
毎回順位を決めるので、
やっぱり毎回一番の子はかっこいい!すごい!
となるんです。
親も子も。
特に小さな子供は正直なので、
バレンタインデーの時などは、
かけっこも勉強もいつも一番、二番の子供に
チョコレートが集中していました(笑)
いつもビリ近辺のうちの息子は女子の眼中になく、
いじめに近いようなこともあり(別で書きます)
人間関係は幼稚園が一番大変でした
3.自由に遊ぶ時間が少ないので、幼稚園後の公園遊びが必須になる
ヨコミネ式幼稚園では、読み書き、計算、運動(かけっこ、跳び箱、体操)
に力を入れているので、
園では自由に遊ぶ時間がとても少ないです
なので、幼稚園が終わると子供達が公園で遊びたがります
親としても、幼稚園で頑張ってきたんだから、
遊ばせてあげたいと
毎日幼稚園→公園が日課でした。
そして、子供達は公園からはなかなか帰ろうとしません。
小さいお子さんがいる人は分かると思いますが、
公園遊びに毎回長時間付き合うのって
大変なんです。
暑い、寒いなどの大変さもありますが、
待っている大人達は暇なので、
大抵ママさん同士が集まって話して待っているので、
そういう付き合いが苦手な人は特に大変だと思います。
なので、最初は
「幼稚園で勉強教えてくれるなんて楽でいいじゃないか」
と思っていましたが、
後半は
「幼稚園で友達と思いっきり遊んできて、家で勉強させる方が楽なんじゃないか」
と思っていました。
中には子供が公園で遊びたがっていても、
ダメ!と言ってすぐに家に帰っている家庭もありましたが、
幼稚園で自由がない分、
見ていかわいそうに思ってしまいました。
4.幼稚園に行きたがらない
最後に書きましたが、
これが、親としては一番辛かったです
特に年少の時は、
幼稚園に行く道で毎回大泣きしてしまい、
通園路の横にある材木屋さんんのおじさんが
「ぼうや、頑張れ!」
と毎朝出てきて声をかけてくれるようになりました
年長になる頃には行き渋りはなくなりましたが、
うちは、最後まで幼稚園はあまり好きではなかったようです。
勿論、喜んで行っている子供達も沢山いたので、
これは個人差があると思いますが、
幼稚園に行きたがらない子が
他の園より多い印象がありました。
まあ、考えてみれば、
自分のやる気と関係なく、
色々やらされる訳ですから、
苦手な子、やりたくない子にはストレスでしょう。
当然といえば当然ですが
入園前はみんなが喜んでやるようになるものだと、
勝手に思い込んでいました
テレビのようにみんなが生き生きと、
やる気に満ちて
とは現実ではいっていなかったです。
以上がヨコミネ式幼稚園に通ってみて感じた
リアルなデメリットです。
勿論、いいところも沢山ありました。
そして、ヨコミネ式は合っている子にはとてもいいと思います。
うちは息子で苦労したので、
娘は違う幼稚園に入れたのですが、
今思うと、
娘はヨコミネ式が合ってたんじゃないかなぁ
と思います。
長くなってしまったので、
ヨコミネ式幼稚園のメリットは次回書きたいと思います。
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